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去年の3月から丸1年かけて、やっっと「現代美術史(山本浩貴、中公新書)」を読み終えた。全体的な感想は後日。
途中からメモ取りながら読んだので、その読み方で前半も読み返したい気分だ。

最終章最終節の話題もまた知らない話題ばかりで興味深かった。日本の戦争画に関する内容なんだけど、…
•1939年、陸軍美術協会主催(朝日新聞社共催)で「第一回聖戦美術展」という展覧会があり、逼迫した社会状況にも関わらず大盛況だったらしい
•「銃後の守り」という概念。当時の女性知識人や画家にはその概念のもと、戦争を女性の社会的地位向上の機会と捉える人もいたらしい。
•1943年にに画家の長谷川春子を委員長として「女流美術家奉公隊」が組織され、「大東亜戦皇国婦女皆働之図」という大作が共同で描かれた。この話はTwitterでも見たな
…心のざわつくような新知識たち。機会があったら別書でもっと掘り下げたい。
(画像はAmazon より)

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