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最新号の美術手帖をパラパラと眺めている。特集外のページ、原田真千子さんによる現代のランドアートに関する論考が面白い。ランドアートは好きなジャンルの1つで、7,80年代で終わった(環境的なインスタレーションとかに展開していった)と認識していた。なるほど先住民文化とつながって展開されてるのね…当時の作品がよくアメリカ内陸に置かれたという地理的な要因も大きいだろうけど、言われてみれば親和性が高い。全盛期と現代の中間、70年代〜2000年代あたりはどうなってたのか気になる。マイケル•ハイザーによる50年かけて完成した新作もいつかオンサイトで体験してみたいな。
で、表紙にもある特集のブラック•アートについては、定義の難しさ(単に肌の色で規定されるわけではない)の時点で読むのに骨折りそうな予感がする。「Twitterで見たあの作家はどうなんかな」とか浮かんだけど、そういうのも無意識の偏見に由来する発想かもしれないと考えると、作家性を深く理解せずに軽い気持ちで名前を挙げるのは憚られるな。

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