この記事だ!(スマホにスクショ残ってた…)
https://realsound.jp/movie/2024/02/post-1580634_2.html#google_vignette
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同時に女性を排除したホモソーシャルな男子校ノリの作品ばかりを書いてきたことに対する反省もあってか、男子校と女子校が合併することで生まれる価値観の衝突を描いた『ごめんね青春!』(TBS系)や、刑務所で出会った女たちが男社会の象徴と言えるイケメン社長に復讐し社長令嬢の冤罪を晴らそうとする『監獄のお姫さま』(TBS系)のような、現代的な価値観に作風をアップデートさせようとしているように見えた。
とはいえ、それらの作品もアップデートした現代的な正しい価値観を打ち出して古い価値観を批判するのではなく、価値観の衝突によって生まれる気まずい空気を「笑い」に変換して描こうとしていたと言える。
おそらく宮藤にとって「笑いにできるかどうか?」こそが最も重要で、できれば「正しさ」よりも「笑い」を優先したいというのが、彼の根幹にある作家性なのだろう。
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私なんかは「監獄のお姫さま」見て「あれ、クドカン勉強したんだ??」と印象良くなってたけど、多分ずっと自分にとって面白いことやってる過程で、たまたまそういう作品も生まれたと。「ふてほど」を経てこれですわ