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「瓜を破る」が実写ドラマになると聞いて心配していたがキャストのコメント見たらもっと不安になった…というか不快感がすごかった。つら。
「監督とお話しさせていただいて、“普通に見えてこんな子が実は”という部分を重要視して役作り」という部分の「普通に見えてこんな子が実は」というワンフレーズに私から見ると問題点ありすぎてもうほんといやだ。主演俳優の言葉選びの問題なのか、監督の言葉なのか知らんけど、モヤモヤがすごい。言語化を頑張ってみる。
「普通に」=「30過ぎの女性は"普通"性交経験があるものだ」という抑圧…そういう抑圧を内面化もして苦しんだり抗ったりする人々のストーリーだと思ってたんだが
「普通に見えて」→これを裏返すと、"普通"に見えない異様?な外見の女性なら30過ぎて性交経験がなくても納得、になってしまうのでは?
「こんな子」→30過ぎの人物に対して「子」を使うのがきもい
「実は」→意外性、驚きの響きがある。みんなわざわざ表明しないけど、いまどき30過ぎようが40過ぎようが性交経験ない女性はわりといると思う。それこそ"普通"に。

というわけで監督と主演がこんなこと言ってるんじゃもう自分的には無理~~という気持ちだが、現場を見学した原作者は「キャストの皆さんや制作スタッフの方々が原作を丁寧に読み込んで」と言っている…うう…丁寧に読んでも誤読ということもあるかも…
自分の読みだけが正しくて映像のプロの人たちが誤読してる!などと言いたいわけではないのだが、“普通に見えてこんな子が実は”がとにかく引っかかる。言葉選びを間違えただけであってくれ。

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