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「これは古代中国の設定資料集、つまりアルティマニアなんだ」と思って読むことにした。

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『論語』の「郷党第十」の篇、これは読むのが辛い……。礼の規定に沿った孔子の行動に対する記述が淡々と続くので飽きてくる。

「子曰く、苗にして秀でざる者有るかな。秀でて実らざる者有るかな」(論語・子罕)について古今の注釈家が概ね顔回の夭逝を孔子が悼むものとしているらしいのだけれど、古典として価値を持って色んな人に読まれると匂わせが匂わせでなくなってしまうんだな、と思った。

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