#読了 『ミュージカル映画が《最高》であった頃』
演劇評論家である喜志哲雄がフレッド・アステアを褒めるための本か……? と思うぐらいの内容だったのでフレッド・アステアのオタクは読むといいと思います。わたしはアステアのオタクですがまじで強火の発言だ……をしながら読んでいました。
いつも通りの喜志節の解説と語りだけれど基本的に「アステアの正統派なスタイルとロジャーズと別れてからの実験的なスタイルがミュージカル映画に奥行きを与えた」の話をしている。潔い。
多分最近のミュージカル映画に対して「歌と音楽の要素があるだけの劇映画」とみなしていそうな勢いだった。前作の本はすごく昔に読んだだけで手元になかったので買い直した。

ジーン・ケリーのオタクは2枚目の画像の『踊る大ハリウッド』を読む方が楽しいです。こっちはケリーファンのための本。

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