『どろ沼』(1953、ロバート・ハマー)
イギリス映画の復讐もの。
なんか雰囲気が独特だなあと思ったら、イギリス英語(ロンドン訛?)なのが第一。あと、主人公が住むボロ船とか訪ねるバーとかボロくて埃っぽく汚い感じがハリウッド映画のそれとは何か違う。
俳優がみんなアクの強い感じで、例えば、マイケル・マーティン・ハーベイっていう人。主人公は仕組まれた冤罪で刑務所送りになり、何年か後に出所するんだけど、身寄りも金もなくてぶらぶら歩いているうちに殺風景な河岸に何かの輸送船の廃船が3隻ぐらい打ち捨てられているところに辿り着いて(その風景自体が寂寥感すごいが)、とりあえずその船室にでも住むかと思って乗り込んだところで現れるのがライフルを構えた小さな老人で、わしの船だ住むなら家賃寄越せ見たいなこというんです。こんなところで誰とも交わらずに住んでいる老人という雰囲気が出てますね。imdbで見ると、舞台でシェークスピア俳優だったみたいですけど。
そういう独特の雰囲気のある映画でした。
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