豊田市美術館の「しないでおく、こと。― 芸術と生のアナキズム」展の感想。所々見どころあったけど、中央に大きくスペースをとっていたコーポ北加賀屋と大木裕之の展示はもう美術館の権威に依存した作品って感じで、"アナキズム""シチュアシオニスト"に胸躍らせて来た自分としてはがっかりした。
そのがっかり感に引きずられてあまり展覧会自体楽しめなかったのだが、オル太の「団地」テーマの映像作品《Living Conditions》は、美術館内で全部撮影して舞台装置もいっしょにそこに展示してある、ということも含めてかなり面白い試みだと思った。マルガレーテ・ラスペももっと深掘りしたかったな〜