AIが話題なのでこれを機にヤーデン・カッツ『AIと白人至上主義』を古本屋でゲッツしたよ

"AIの研究開発の実践者やAIに投資した傍観者によって書かれた歴史の多くは、AIを進歩の連続だと述べている。AIは、哲学性を帯びた自律的なテクノロジーの追求として、そして偉大な人々の想像力の賜物として扱われることが多い。対照的に、わたしが起点とするのは、多くの科学技術研究者が主張してきたこと、すなわちコンピューティングの開発は社会情勢によって形成され、今度はそれが社会情勢を形成する、ということだ。AIはこの循環性を受け入れる。"
p.13 はじめに

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"AIの実践者はおしなべて、「どこでもないところからの眺め」を熱望してきたと、アリソン・アダムは主張するーそれは、社会的状況から自由に学習し、推論し、ふるまうようなシステムを構築するためだった。「どこでもないところからの眺め」は、むしろ具体的で、白人的で、特権的な場所からの眺めであることが結局は判明したのだが。"
p.15~16 はじめに

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