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【キーワード】中華
漢字を用い、礼法や習慣を共有した古代の黄河中流域（中原）の人々の間では、自分たちを文化的に優越する存在（中華）とみなし、異なる文化をもつ周囲の人々を「夷狄」（北狄・南蛮・東夷・西戎）とよんで区別する意識が形づくられた。
一方で、漢字文化や礼は学んで身につけることもできるため、「夷狄」とせれた人々も中華に加わることができた。その結果、中華の範囲は時代が下るとともに広がっていった。

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