『兄弟再会』のシナリオで自身のとこだけ引き裂かれた家族の肖像画を前にしたギュス様の
「あいつはさびしがりやで、いつも俺の後を追っかけてきた。にいさま、にいさまってね。
泣き虫だった。すぐに転んでべそかいてた。母親がいなくなった理由も分からなかったろう。
母親がいない寂しさ、悲しさ、5才のあいつはどうやって耐えたんだろう
あれから20年、そんなものを俺への憎しみに変えることであいつは乗り越えてきたんだ。
フィリップもマリーも俺のせいで母親を失った。俺が、俺なんかが生まれて」
のセリフで(BGMで流れるErfolgの物悲しくも美しい旋律も相まって)場面見直す度に毎回ボロボロに泣いてしまう
この後の和解の時がギュス様が一番幸せだった瞬間だったんだろうな…ずっと続いて欲しかったよ
これは自分の中でのギュス様解釈のサビ部分だけど
追放されてからずっと、ギュス様は心のどこかで「もう消えてしまいたい」って思ってたと思ってる
術の使えぬ自身がどこまで行けるか試したいって気持ちはあっただろうけど、元々は他者の命を巻き添えにしてまで突き進む気なんて無くて、その事に心痛めてた人だもの
あんな大陸制覇なんて無茶な事成そうとしたのは弟を失った事で結局自身は周りを不幸にする事しか出来ないっていう半ば自暴自棄に至ったからでしょあんなの…