フォロー

契約結婚 

好きと言い合ったがその後の関係性は変わらなかった67のふたり。
そんなとき7ちゃんの前に1台の魔道馬車。あれよあれよと連れてこられたのは公爵邸で、目の前には公爵夫妻。
「急なお願いなのだけれど、あの子の婚約者のふりをしてくれないかしら」
女神の口から放たれたセリフに固まる7ちゃん。
「な、なぜ、私なのでしょうか」
「ちょっと、厄介なご令嬢に目をつけ…いえ、絡ま…えーと、気に入られてしまったようでね」
「お見合いをさせろと煩いんだ。あの子には婚姻の自由があると断ってるんだが、合わせるだけでもと屋敷にまで定期的に訪問があってな」
「門前払いをするには少し配慮が必要な家でもあるのよね」
王弟殿下と名門貴族のアーノルド家のご夫妻でも少し配慮が必要な家柄、とは。と貴族に詳しくない7には分からず、とりあえず、私がロックマンの婚約者?!って頭を抱えることになる7ちゃんなのであった。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。