67妄想話 プロポーズ
飯食い友達から、お互いの好意に素直になり始めた頃。逢瀬の場所は7の部屋か6の公爵邸の部屋で過ごすことが増えてきた。
その日は本を借りることになっていたため、6の家でってなってたが急な仕事で6は帰りが遅くなると。使用人には伝えてあるから僕の部屋で本を読んで待っててと手紙で伝えられる。本人不在なのにどうしたものかと思いつつ、顔も見れないのはと思って部屋で待つことに。
帰ってきた6を私室で迎えた7ちゃんがおかえりなさいって笑えば、6がスっと近づいてきて跪く。
「結婚しよう」
おかえりなさいって言われたことに感極まった6のお話。