蘭たん 夕闇通り探検隊 感想
長かったシリーズ、よくぞここまできっちりと攻略し、わかりやすく動画化してくれたと感謝。さすが蘭たんだなー。
子どもと大人の境目にある思春期の子どもたちから見た歪な社会と自身の葛藤、成長、そこに都市伝説的な「噂」を絡めた秀逸なストーリーだったなぁ。蘭たんも言ってたけど、このゲームにしかない独特の空気感がとてもよかった。
蘭たんがおトイレ軍団と委員長について「今のSNSと同じ」「言葉で人を殺めることができる」って言ってたの、その通りだと思うし、人はずっと変わらないんだなと寂しくなった。委員長がその後どうなったか気になる。
あと、どうしても親目線が入ってしまい、ナオのお母さんやクルミちゃんの両親の気持ちが結構胸にくるものがあった。
子どもを理解し「受け入れる」ってさ、本当に難しい。子育てってやっぱり修行だよ。私もこれまでの息子とのあれこれ思い出したわ。
最後クルミちゃんの両親がナオに諭されるところでは、子が親を越える瞬間を見せつけられた気がしてキュッとなったよ。
守り神たちの話は「夏目友人帳」も思い出した。時代の移り変わりとともに忘れられてしまうものも沢山あるけれど、本当はきっと、忘れてはいけないものが沢山あるんだろうなぁ…切ない。
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