なぜ人は権力闘争をするのか?の問いに対する答えで一番納得いってるのは、元々なかった権力を追加で取りに行くかどうかは個性が出るが、既に持っている権力が奪われる時、権力が自分のアイデンティティのひとつになっているので、それを奪われまいと必死になる。という考察なので、
道長がトップになるまでの間は権力興味ない振る舞いでもまあわかるけど、次の東宮を、伊周を意識したということは、いよいよ道長も「奪われる」意識になってきた、翻って今の時点で道長の自我の中に「権力」が完全に取り込まれたってことなんだろうなと理解している。長い道のりだね。
#光る君へ