ぶちが来なくなってしまって後悔の中に居る
この時期になるとTwitterで「おじいちゃんが戦争で心を病んだ、だから戦争はだめだと言ってたし私もそう思う」的な漫画が流れてきて、それはまあいいことなんかもしれんけど、正直言うと、そういうの見るたびに「あなたのおじいちゃんはきっと、ご自分がやった本当にひどい行為のことは話していない」と思うようになってしまった
ご家族の個人的なことを他人みんなに話す必要はないから漫画に書かなくていいんやけどさ、結局、「おじいちゃんを含む日帝軍の人たちがやったこと」が矮小化された中途半端な反戦漫画になってしまってるよな
だから個人の語りに任せたらあかん、公的機関がちゃんと認めて振り返り続けなあかんと思う
自動翻訳でもおおむね読めると思うので関心ある方はどうぞ。日本のメディアもさっさとこれくらいの記事を出してほしい。
※以下は記事を踏まえての私見を含みます。
本件に明らかなように、右翼のプロパガンダによって、恣意的な性別確認検査の結果や「強い女性」の存在がトランスジェンダー憎悪の燃料にされ、JKローリングなどの誤情報拡散系インフルエンサーがデマに飛び付いて多くの人々に害をなしている。一番の被害者はこの選手ですが、同じような「騒動」は継続的に繰り返されている。Twitter というプラットホームは、もうデマの拡散と右翼の憎悪煽動に特化した場所になりつつあるから、そしてデマを大声でわめきたてる人は、それがデマだろうと何だろうと構わないからです。目的が違うんですよ、真実にも、議論にも興味がない。
https://edition.cnn.com/2024/08/02/sport/who-is-imane-khelif-olympic-boxer-intl/index.html
旧ツイッターではノンバイナリーへのヘイトも凄まじくてつらい。攻撃的な発言から「私だって女であることがこんなに辛かった」みたいな語りに接続しているのもよく見かけるけど、その「辛さ」はノンバイナリーのせいじゃないし、「出生時に女を割り当てられた以上はずっと『女』でいろ」と言っているようにしか聞こえず、あまりにも呪いなんだよな…
「性役割の押し付けを拒否するとノンバイナリーになるのか」的な投稿も減らない。きちんと「そうではない」と言ってくれている人がたくさんいるのに…
あと中高年になってから自分のジェンダーアイデンティティやセクシュアリティがわかることは余裕であると思う、私はいま40代半ばだけど、自分これかも!というカテゴリに出会ったのは40過ぎてから。
「アセクシュアル」という語には20歳ぐらいのときに出会っていたものの、ヘテロよりはそっちに近いけどそうとも言い切れず、名乗るのはちょっと…という感覚がずっとあった。
A-specもそうだけど、ずっと「いない」ことにされてきて、ようやく「ノンバイナリー」という名前/概念を知って、やっぱり「いる」んだ!私は、そして私以外にもちゃんと「いる」んだ!と思えた人たちに「気の迷いでは」「そんなものはない」みたいな言葉を投げつけること、ひどい暴力だよね。
日常、己事、猫
FtM/Ace HSP