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北海道札幌市下水サーベイランス
2024/08/26~09/01採水(35W)
定点35W
下水ウイルスRNA濃度は、30~31Wに急伸している。32~33Wにやや減衰しているが、社会活動低下の影響の範囲と考えられる。盆休み明け34Wには、増加に転じており、社会活動依存の変動の範囲であることがわかる。

35Wには、観測開始来最高の下水中ウイルスRNA濃度を示しており､札幌市下水道流域のSARS-CoV-2感染者数が極めて多い可能性を示している。

定点は、25Wを起点に上昇しており、KP.3.3.3 11-2nd Surgeとなっている。32Wを極大に33Wはやや減衰しているが、これはお盆休み効果であり、34Wに11th Surge最高値に上昇しているが、35Wに減衰している。

発表日基準で下水サーベイランスが3日先行指標となっている。

36Wに定点が減衰しなければ、11th Surge主波としての11-2nd Surgeの増進に警戒を要する。推定される極大期は、36~37W頃である。