心が戦場から帰ってこない男が熱い!! ってツイート見かけて、「おん、PTSD.ってのは、戦場帰りの軍人たちを診た結果発見されたんやで……」って気持ちでいっぱいです。
恋の穴におちた。 (LINE文庫) https://amzn.asia/d/3kJUIlD
紙の本は中古でしか手に入らないものを勧めるのはどうかと思うのですが。
美少年が家の中にできた穴からやってくる、という話なのでファンタジーじゃん! ってあらすじなんだけど、現実の温度感がとてもシビアなのが良かった。
主人公は30代の女性なんだけれど、高校生で小説家デビューしているなど、日日日先生本人に割と近い設定。二次創作書いておけばよかったなー、とか、あんスタのオタクやってるオタクとしてはパンチきめられてる。BLの受け攻めってなんやねん的なツッコミしてるのも。
「耐え難い現実の、日常のなかーーゆっくり心が冷えて死んでいくだけだった私は、ライトノベルによって生かされた。」
主人公の述懐の一文なのだけれど、こんなに共感できることがあるのか、と思った。きっとこれは日日日先生のファンで、少女漫画とかに見られる性愛の物語を受け入れられなくて、現実も受け入れられなかった、私のような人間のための物語なんだな、とこの文を読んだ時に理解した。
ライトノベルをやり直す物語として、三十代が読んだらより心にくる。
これは、初見観劇感想走り書き。(ネタバレ含む)
https://docs.google.com/document/d/1tKtMyhb1R5kAUgHu9b7CHE849Ni9DogLQLMkjgrp-z0/edit?usp=sharing
#無駄な抵抗 でも続けていきたい。
2023年に観た方がいい演劇、「無駄な抵抗」だな……ってつくづく思う最近のニュース。オイディプス王という古典オブ古典の翻案作品ですが、あまりに現代日本への落とし込み方がえげつない。三軒茶屋まで足を運べる人は、できたら現地で見て欲しいです。
小説にもアニメにもドラマにも演劇にも、娯楽作品であることと、その中に批評性を込めることは両立しうると思っていて、今作は私が見ていた前川作品でも最高だった、と思う。(ただ、センシティブな話をするため、受け付けない方もいると思う)
小説書きたい。発達障害(ADHD診断済、ASD傾向有)なのでその手の発信がそこそこある。
ここにある文章は基本的に個人的な意見なので、よろしくお願いします。
読書、観劇、博物館巡り、ソシャゲ中心の生活。
二次創作したりしなかったり。本は割と毎日読んでいるので、感想文多めです。
書き仕事はいつでもほしい。
大学では言語学中心に学んでいました。
別名義で評論やブックレビュー執筆。
個人サイト建設中。
ざっくりプロフィール→https://lit.link/shibusai
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