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『僕の狂ったフェミ彼女』(ミン・ジヒョン/加藤慧訳)読んだー!
「ふつう」の韓国人男性が、昔付き合ってた彼女とよりを戻そうとしたけど「ツイフェミ」になってて……という話なんだけど、主人公視点では「ツイフェミはないよなぁ」と「でも彼女個人の訴えがツイフェミというだけで非難されたくない」という葛藤を常にぐずぐずやっていく話で、でも現状維持しかとれないよねーと著者あとがきでも語られる。

eastpress.co.jp/goods/detail/9

韓国系フェミニズムの本はいくらかよんだけど語気が強いし、インパクトはある。ただそれによって別の軸(障害者など)を無視してるのが気になってしまう。

「男なら誰もが付き合いたがる、一人暮らしの彼女。」ってくだりは、「うわーー!!! 先日実体験として分かったので勘弁してくれー!!!」ってなって、生々しい。なんで異性の家に来ようとするんだ、なんなんだ。ダイレクトに的確な具体的な事例を出してくるところが、韓国フェミニズムの強みなのかもしれない。
     

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