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ラハくんが魔法でもなんでも使えるの、ものすごい努力の上で成り立ってると思うので、黒魔やったことないけどちょっと興味ある、っていうひろしにラハがファイアの魔法の魔力の組み方教えてあげたら一発目でファイジャみたいな威力の火がボンッってなって「これで合ってる!?合ってないよな…!?どこが間違ってる…!!?」って焦ってるひろしの隣でこの人の素の能力が馬鹿火力なんだ…!!って気づくラハ。繊細な魔力の使い方とかはひろし苦手そう

自分がファイジャ出せるようになるのにかかった年月を考えるとやはりこの人は英雄たる器と才能の持ち主なんだ…となると同時に、「もう少し出力を抑えて、少しづつ、指先に魔力を流すような意識で、」と教えても確かにちゃんと言われた通り抑えてるんだけど爆発させるひろしに、この人にも苦手な分野ってあるんだな、と感慨深くなるラハくん。
「その火力じゃトラウトも丸焦げになってしまうな」
「うわーっビスマルクの料理長に怒られちゃう!待っててラハ、美味しいトラウトをお届けするからな…!」

後日本当に美味しいトラウトをお届けできるようになって達成感満開のひろし、「あなたたち、最近黒魔道士の練習を始めたんですって?」って聞いてきたヤシュトラに
「ああ!美味しいトラウトを焼けるようになったんだ!」
と答えて「……それは調理師ではなくて……?」
と困惑させる回

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