やろうと思ってたけど思ったより時間がなかった
ひろし周り、一応暁メンバーとかはいる。賢人メンバーと双子は魔物側、ミンフィリアとリーンは人間、リセとイダは元人間。
ミンフィリアは人間だけど魔物との交流というか架け橋というか的な活動をしていて、ひろしが眠りにつく前はミンフィリアが暁のリーダーだった。ひろしが起きるのは数百年後なので、サンクレッドはミンフィリアを失いたくなくて眷属にすることも提案してたけど拒否、ひろしが目覚めた時にはミンフィリアはいない。しばらく自暴自棄になってたサンクレッドがリーンと出会ってまた守りたい人間ができる、っていう流れ。これはなんちゃってパロディなので曖昧なところは適当に補完してください。
暁は人間:魔物=4:6くらいの構成で、お互い歩み寄ろうという集団
魔物ひろし 続き3
サンクレッドとラハの話。魔物と人間の寿命差とか眷属云々に暁内で1番複雑な気持ちを抱いてるのがサンクで、ひろしがラハを眷属にした時も説教とかはしてないけど何度も「お前のしたことの意味は理解しているな」って確認してる。でもひろしの領域のことはひろしにしか手出しができないので、大きく口出しはしてなかった。けど、ひろしが(世界を救うために自分の力を使いすぎた回復をするために長めの睡眠に入って)目覚めたあと、その期間ひろしの寝床を守るため&主人がいない眷属でも命を保つために、クリスタルを取り込んで身体の半分水晶化したラハを一目見た時、お前はこいつにこんなことさせるために眷属にしたのか、ってそれはもうひろしを怒った。ひろしの力が強い領域に他の魔物は手出しが出来ず、外から支援することはできても領域内にいるラハを救い出すことができなかった。ラハも領域外に出ると一気に体調を崩す、みたいな感じ。
魔物ひろしとラハ設定1
色々自由なので注意
ひろし自身は強すぎるがゆえに別に人間を襲うようなことする必要まったくないし生贄とかそういうのも全然必要としてないし、人の営みを見るのが好きなので気ままに人の暮らす近くで暮らして悠々自適に過ごしてる魔物なんだけど、人間からは恐れられて噂に尾びれ背びれもついてめちゃくちゃ怖くて残酷みたいな設定になってるひろし。わざわざ訂正する必要性も感じてないから放っておいてたけど、時々怒りを鎮めるためにとか村が襲われないようにとかそういう理由で送られてくる生贄にはちょっと困っていた。
そんなある日魔物の血が流れてる証拠な片方赤い目を持ったラハが生贄として捧げれる感じの…
ラハは目のせいで村では扱いに困られていたし、ひろしのことをものすごい凶暴な魔物だと思い込んでるから、半分諦めたような顔でひろしのもとにやってくる。ああまたこういう…困るんだよなあ…ってぼんやり思ってたら、「オレがあんたに食われたら、何年くらい村や人々を襲わないでくれる?」って明らかに怯えてはいるのに強気で自分の身体と命を担保として交渉しようとしてくるラハ。そんなこと初めてで驚いたあと、別に今まで襲ったことも大してないくせに「……お前の頑張り次第で考えようかな」とか試すようなこという魔物ひろし…
魔物ひろしとラハ設定2
いつ殺されるかわからないって恐怖と戦いながら健気にひろしの言うとおりに動くラハに、早々に「嘘だよ、殺さないしほかの奴も食べたりしない。そもそも人間は主食じゃないし食べたいとも思ってない」って言うけど、はじめにちょっと怖がらせちゃったせいで全然信じてもらえないひろし。逃げたければ逃げてもいいって言っても「逃げれば他の人が襲われる」と思って逃げないし、いくら殺さないと言葉を重ねても自分がいる間はずっと気を張ってる様子のラハ。
そんな感じで数日過ごしたあと、しばらく住処を移すから、ってついてこさせた出先で、赤い目のせいでラハも魔物だと勘違いされて退治しようとした人に襲われそうになってたところをひろしがかばって助けてくれて事態が進展するといい。
魔物ひろしとラハ設定3
自分を助けてくれたことにも驚いたけど、襲ってきた人間を殺すでもなく、ただラハに対して「怪我は?」って聞いてきて「目を離して悪かった。もう少しでつくから我慢してくれ」って気遣いまで見せてきて、もしかしたら本当に人を襲う気はないのか、とか、なんで助けてくれたんだ、とか、いろいろ考えるラハ。
「だから言ってるだろう、そういうのは興味がない。お前のことも食う気はない」
やっと、少しずつ信じてくれるようになったラハに、「別に出ていきたければ出て行ってもいいんだぞ。何度も言ってるがそれでほかの奴を襲うつもりはない」って言ったら、「……出ていったところで、行く当てもないから、いい」って、はじめて少し自分のことを話してくれるラハ。
日に日に少しずつ心を開いてくれるようになったラハと、だんだんラハのことがお気に入りになっていくひろし。村にいた時よりずっと大事にされて、ずっといろんな話をしてくれて、まるで人のようなふるまいをするひろしに、ずっとここにいられたらいいのに、っていう気持ちと、人と魔物の差がわからなくなってくるラハ。
魔物ひろしとラハ設定5
「お前のその目は、確かに魔物の血を継ぐそれだ。だが、薄まっていて弱い。不完全だから力も大して使えない」「俺は魔物で、お前は人なんだよ、ラハ。同じじゃない。ずっとそのままでいるなら、お前は俺のもとにいるべきじゃない」
ひろしのもとで1年ほど過ごしたある日そういわれて、なんで今更、とか、とうとうオレに飽きたのか、とか、まだひろしと一緒にいたい、っていう気持ちと、ここを出て行かないための言い訳ばかり頭の中に浮かぶ自分に驚くラハ。「……飽きた、なら、食ってくれ」「そうじゃない。お前、俺と過ごした時間を長いと感じたか?こんなにここで暮らしたのに、いまさら何をと思ったか?だがな、人の感覚でいう1年なんて、俺からすれば瞬きみたいなものだ。飽きるなんて感情もわかないくらいな。時間の感覚ひとつとったって、同じじゃない。わかるか?」わからない、と駄々をこねたいような気持ちのラハが無言でいると、「本質的に違うものはどうあったって交わらない。だから俺はこのままお前を傍に置いておくつもりはない。でもな、伝わってるかはわからんが、俺はお前を気に入っている。だから選択しろ、ラハ」
俺を受け入れて人を捨てるか、人の営みに戻るか。
魔物ひろしとラハ設定 6
ラハが来て数日、果物とか人が好みそうなもの、をとりあえず与えてみるもほとんど何も口につけなかったラハがどんどん衰弱していく。
人が住みやすい屋敷の方がいいなと判断したひろしが住処を変えるぞ、って連れ出した先で、先のラハが人に襲われる事件が発生して、やっとラハが少しひろしに心を開いてくれるようになったはいいけど、ひろしの元にやってきてからろくに食事もとってないラハは顔も青白くて歩くのもやっとってくらいフラフラになってて、とうとう限界がきて倒れてしまう。
このままではこの人間は死んでしまうと思ったひろし。
そういえば人は直接エーテルを摂取するんじゃなくて料理というのをするんだったか、って見よう見まねで料理の形にして出してみる。今まで何を出してもほとんど何も口にしてくれなかったラハが、初めて恐る恐る料理を口にしてくれる。
魔物ひろしとラハ設定 7
そこからひろしは魔物なのに料理が趣味になって、あとからわかるけど、初めて作ったものは調味料もむちゃくちゃで見た目こそそれっぽくされてるけど決して美味しいものではなくて、でもラハは完食してくれてて、あの時の料理相当不味かったんじゃないのか、って聞いたら、自分のために作ってくれたってわかって嬉しかったって言う。
基本的にひろしは「人間脆いしすぐ死ぬ」って思ってるからちょっと過保護なんだけど、やっと食事してくれるようになったと思ったらどれくらい食べさせるのが適量かわからずにやれ食えそら食えって次々食べさせようとして「そんなに食えない!」って言われるし、冬だ雪だとなったらもこもこの服着せてもこもこの毛布と暖炉のある部屋で火の魔法も使ってぬくぬくにしまくって「暑い」って言われるしで加減がよくわかっていない。人間って難しいなあと思っている。
眷属にしたあとは多少丈夫になるんだけど、ラハの身体のベースが人間なので感覚は人に近いままで、それゆえにひろしが過保護であることに変わりは無い。
魔物ひろしとラハ設定 8
ちょっとセンシティブ
ひろし、何かしらの世界の危機に立ち向かって魔力の大半を消費して、それを修復するために何百年か眠りに着くんだけど、その間ひろしの眠る場所を守るため魔力不足を補うのと、主人がいない眷属が生き長らえるためにクリスタルを身体に同化させた結果、魔力を使えば使うほど身体が結晶化していってしまい、ひろしが目覚める頃にははんぶくらい結晶化してしまったラハ。身体そのものが結晶になっているから、無理に削り落とせばラハはしんでしまうし、そのままにしていたら身体全てが結晶化してしまう。
なのでひろしの魔力をこの何百年で使ってきた魔力分、少しずつ流し込むことで中から結晶化を溶かしていくことになるんだけど、体液が最も効率よく受け渡す方法になるので、何日間かに1度必ず抱かれることになるラハ。優しくキスされて唾液を流し込まれるだけでも気を遣ってしまうほど気持ちよくて美味しくてふわふわして、奥に穿たれて揺さぶられる頃にはいつももうわけがわからなくなってただ嬉しいと気持ちいいに満たされるラハ。
魔物ひろしの話 2-1
ひろしが帰ってくると家の中はもぬけの殻で、起きたのか、家の中に気配がない、外に出たのか!?あの足で!?いや待てそんなに遠くには行けないというか俺の領域からは出てないはずと気配を探ってみると、自分が眠りについていたひろしの管理する領域の1番奥の場所の近くにいる。
慌てて駆けつけるともう今は誰もいない部屋の扉の前で丸くなって眠っているラハ(ひろしは誰も侵入できない小さい部屋に閉じこもって療養してたイメージ)
抱き起こすと目を覚ますんだけど、すっかり夢だと思ってるラハが「ああ、また夢か……早く本物のあなたに会いたいな…」とかぼんやりした顔で言うから夢じゃないですよ!!!!ってなるひろし。
魔物ひろしの話 2-3
だんだん意識がはっきりしてきて、あれこれ本物では…?と混乱し始めるラハ
「もうこんな冷たいところで独りで眠らないでくれ」って連れ帰りながら言うけど、そうさせたのは自分だという自覚もあるし自分が眠っている間ラハがどう過ごしてきたか垣間見た気がして悔しいやら苦しいやらで苦い顔をするひろし。
「夢じゃない…?本当に…?」「うん……そうか……そっか……」「あなたがいる……」ってやっと実感したみたいな声を出すのでひろしはもー絶対次からそろそろ起きそうな日数経ったら傍離れんとことなるし、ラハもひろしが目覚めて結構な時間が経過してるけど今までずっと夢見心地だったことがわかる。せっかくあなたがいるのに、と眠るのを嫌がるので「眠っても起きてもずっとここにいるから」となだめすかして太いしっぽを柔くラハの身体に沿わせる程度に巻き付けてやっと寝てもらうひろし。