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私が子どもの頃。遊びに行くならついでにと、琴の調子を見に来てほしいという言伝を祖母から受け琴三弦屋に立ち寄った。店先で綺麗な女の人が店主と話をしていて、私が入っていくと店主がすぐこちらの対応をしようとした。接客中なら私はあとでまた来るからと言うと、店主が「いやいや、いいんですよ」愛想よく座布団を出しながらさらっと「あっちは芸者さんだで」。芸者とはそういう存在だったと、朝ドラを観て思い出す

余談だが、昔は祖母と同世代のご婦人がいる家では琴が立てかけてあるのをよく見た。
花嫁修業でお琴を身に着ける女性が多く、そのまま花嫁道具の一つとして婚家に持ってきたのだろうか。

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