【映画『砂の器』(1974年)が、11月14日までの 2週間限定で、YouTubeの松竹シネマPLUSシアターのチャンネルで無料配信】
若い皆さんに是非観て欲しい
ラストシーンに流れるテロップは、今なおその重みを失ってはいない
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ハンセン氏病は医学の進歩で特効薬もあって、現在では完全に回復し社会復帰が続いている
それを拒むものはもだ根強く残っている
非科学的な偏見と差別のみで
本浦千代吉のような患者はもうどこにもいない
しかし
旅の形はどのように変わっても
親と子の”宿命”だけは永遠のものである
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2019年(令和元年)、ハンセン病患者の家族たちが受けた差別についての国の責任を認める判決が熊本地裁で出され、国は控訴せずに判決が確定したが、原告のほとんどは実名を公表していない
今だ差別を恐れて家族から患者が出たことをひた隠しにせざるを得ない現実があるから...
『砂の器』が描いた悲劇は、今なお続いていることを、僕達は忘れてはいけないと思う
https://www.youtube.com/watch?si=DWVBIvYO3zk4uPYI&v=VvjS0LBp0BY&feature=youtu.be