う〜む、この記者は明らかな事実誤認をしちゃってるなぁ… The Guardianの誤った記事を裏取りもせず鵜呑みにしてしまったようだ。
「ガーディアンによると、こうしたけがを引き起こしたのは、硬度が高いタングステン製の金属片やベアリングを入れた砲弾だという。爆発とともに金属片が周囲に飛び散るため、殺傷能力が高い。建物内にいる敵を殺害する目的に使用されることもあるという。」
これは正しくない。IDFが使用したのはDIME(高密度不活性金属爆薬)。正式名称は「SDB FLM(GBU-39A/B FLM」。
DIMEは、通常の爆薬とタングステン粉末を混合することで着弾地点への打撃力は維持しつつ危害半径を最小化することを狙った爆薬。十数年前から米軍が市街戦で使用している。
さらにSDB FLMでは、弾殻も非金属(カーボンファイバー)なので、弾殻破片の飛散被害もほとんどない。
記事内の「金属片が周囲に飛び散る」他あるのは明らかな誤認。
イスラエルの行為は決して正当化できるものではないが、だからといって事実とは異なる虚偽を報道することは決して許されることではないと思う。
https://news.yahoo.co.jp/articles/07604288f273132c34d67f1cf4a646ccfc43421e
繰り返しになるけど、僕はイスラエルを擁護するつもりなど微塵もないし、彼らは即時戦闘を中止すべきと強く思っている。
ただ、本来正確かつ中立であるべきである大手メディアが、明らかに誤っている情報を、あたかも事実であるかのように報道することに異を唱えているということ。
社会的影響力の大きなメディアが、虚偽を広めることは決してあってはいけないことだ。