タイトルも装丁の雰囲気も似ているから、スピンオフかなんかだと思うじゃん? 全然関係ないです!(そもそも出版社が違った)
親友の死をきっかけに精神鑑定医を志した若い女性医師が、師匠の鑑定医の助手を務める連作。人は死にますし、事件の真相には迫るものの、主人公たちは警察でも司法関係者でもないので、証拠を呈示する必要はない、というのが新鮮でした。
「祈りのカルテ」が本当にライト(軽い、であり明るい、でもある)だったので、こっちのカルテはとても重く感じた。罪を問うとかあがなうとか、一口で言うことはできないのだなあ。
#読書 #読了