「DOUBT」読了ネタバレ
東京駅おもてうら交番のシリーズを読み進めております。5冊目?
(途中もここで書かなかっただけで読んだよ~)
前の巻で突然、「ターンボックス」なる闇の組織が出てきて、「どうして大掛かりにするんや!」って頭を抱えていた(だって1巻完結としては弱くなるじゃんよ)んですが、5巻目は面白かった。とうとう柏村さんにけっぺーちゃんと平野パイセンのことがバレたし、けっぺーちゃんのおじいちゃん(若)も出てきたし。
これけっぺーちゃんと知り合って何か感銘を受けたから、孫娘に恵平ってつけたとかそういう、「ぼく桃太郎のなんなのさ」(ドラえもん)状態になりかねないのでは……?
今回の事件、オチまで読んで金田一少年の事件簿小説版の「電脳山荘殺人事件」を強く思い出しました。(すごくネタバレをしている…)小さな行為の積み重ね、金田一の方は自覚あっての行動だけど、こっちは無自覚だから余計に裏の巨悪を感じて怖い。
プロローグは昭和の時代を書いているんだけど、そこで今回、「なかったことにする」というフレーズ出てきて「ひえっ」てなりました。え、そう繋がるの?