東京最後の夜で、情緒がやや安定しない

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長かったな、東京生活……11年だよ。中学~大学生活と同じ長さ

東京を離れるの、本業としての編集業から離れるからで、元々編集業やるために東京にきたのを鑑みるとシチュエーションが「夢を目指して上京し、夢を諦めて地元に帰る」の亜種なんですよね。
厳密には、この場合の「夢」は編集業とイコールではなく、昔やりたかったことと今やりたいことは全く別なので戻ることに失意があるわけではないのだが、それはそうと何もない家に3日すごしてると、「人生の一フェーズが終わる」ことを強く意識させられます。せざるを得ない。

生活は続いていくし、大阪では新しい環境が待ってるので「始まり」でもある筈なんだが、二度と来ることがない店、顔をあわせなくなる人たち、見ることのなくなる風景を前に強く意識するのは「終わり」であらざるを得ない。

半分は自己憐憫だが、ふと思ったのは「俺は11年間がんばったんだ」という、達成感というには清々しさがなく、自惚れと切り捨てるには無視できない感慨であることに気づいた。
でも生活は続いていくし、これからも頑張っていかないといけないんだよな。人生って長いな。いつまで続くの?

私は幸いなことに友人がたくさんいるけど、生活としての人生は一人で送ってるので、一人の人生がずっと続くことへの恐怖と虚無感をここ最近は感じてる。世間の多くはそれを20代くらいで感じてるのかもしれないが……。

起きてもしんみりモードは持続中。この道、新卒で働く直前の三月に、今日みたいに自転車で走ったんだよな……

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