先日ですが。
歌舞伎座昼の部いってきました!時蔵さん襲名披露・梅枝さん初舞台公演。観に行った日が収録日でした。まじか(収録と観劇が被るのに定評のあるオタク)
それはさておき。
上州土産百両首、よく知らない演目と思ったら、Oヘンリーの小説を翻案した昭和初期の作品だそうで。すごく歌舞伎らしく、かつOヘンリーらしい人情味に溢れた筋で、獅童さんと菊之助さんの熱演もありとても良かったです。 あちこちですすり泣きが聞こえた。
これが割と現代的な感覚の良い芝居だったので、三笠山御殿はなんか、「時代物の感性って分からん!」となった… いじめの官女の場面、長くない? 新時蔵さんのお三輪はたいへん素敵だったのだけど、それが余計にかわいそうで。罪のない消除がただいじめられて、特にスコッともしない話、どんな気持ちで観ればいいんだ… 歌舞伎ってわりと「その気持ちが分からん!」てなるのを楽しんで観てるけど、久々に「分からん…」ってなった。時代物の良さが分かってないんだとおもう。
二幕目の舞踊、華やかでした。良かったよ!
Alt入れ忘れた。写真は歌舞伎座の外観です。「六月大歌舞伎」の垂れ幕が見えるよ。
関係ないけど、こういう「(人物の写らない)記念の1枚」を撮るの、オタク仕草だよなっておもった。