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本日マチネ、音楽劇『ある馬の物語』を観てきました。「この雰囲気の芝居でどう休憩に入るんだろう?」と思ってたら「休憩~」と言って入ったのは面白かったのと、カテコ始まったかと思ったら始まってなかったのはごめん、ってなった。

ある馬の物語 

私に受容体が無いタイプの演劇だったので「つまらない訳じゃないが、どう楽しめば良いのか分からんな……」と思ってしまった。ら、パンフの役者座談会で「哲学的にも視覚的にも楽しめる舞台」と言ってたのでそういう感じか、と。成河さんの馬がすごく馬だったのと、こにたんのナルシスト馬がたいへん美しくて良かった。橇や競馬のシーンも楽しかったし舞台装置も好き。
あとパンフの、堀江新二さんによるロシア演劇についてのコラムと、亀山郁夫さんと白井監督のロシア文学についての特別対談が興味深く、なるほどな……ってなった。ほんとはこの「なるほどな……」のあたりを芝居から受けとれたら良かったんだろうけど、わたしの感性は貧弱でごめんってなった。

ある馬の物語、劇場ロビーのあちこちに競馬のポスターがあると思ったら、JRAが協賛してたの面白すぎる。馬虐待シーンけっこうあったのに。
そもそも2020年にやろうってなったきっかけが「オリンピックあるし世田谷には馬事公苑もあるから馬の芝居をしよう」なの面白すぎる。そんな理由で企画してたの。

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