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ファクトリーガールズを観てきました!
良かった…… 海のものか山のものかと思いながらチケット取ったけど、これは好きなやつだった。公演期間が短いのうっかりしてて、今夜を逃すとまた見そびれるところだった。
例によって予習しないで行ったので、1840年代アメリカが舞台と知ってちょっとびっくりした。レミゼ(六月暴動は1830年)とエリザ(シシィの結婚は1854年)の間のアメリカの話。それでいて現代の私でもすごく心当たりのある話だった。
キャスト皆さんすごく良かったのと、音楽が良かった! なんだったか音楽番組で聴いたときより、ストーリーの中で聴く曲はずっと良かった。良いミュージカルでした。

ファクトリーガールズ感想 

ファクトリーガールズは19世紀アメリカで女性最初の労働運動を起こした女性たちの話で。そのなかで「女性工員の給料は男性の半分、移民はそれよりさらに少ない」ってセリフがあって「それ知ってる! 最近ニュースでみた」ってなった。
前に性差の日本史展に行ったとき「同一労働同一賃金」を求める戦争直後のポスターをみたけど、マジでその話何年やってんだよってなるな。ちなみに女性工員が求めたのは「1日10時間労働の規制」でした。それも知ってる……

ファクトリーガールズ感想 

女性の地位向上の兆しが見え始めた時代で、ソニンちゃん演じるハリエットがマジョリティである男性のご機嫌を損ねないように、セクハラパワハラに耐えて注意深く行動してるのが痛々しかったし、行動に移す他の女性たちと対立するんだけど「女同士の争い」にならないのが良かった。
なんかたまにあるじゃないですか、「セクハラ嫌だ」って言うとセクハラ耐えてる人たちに「波風立てられると苦労する側のことを考えろ」みたいに言われるやつ。

身を守るために資本家や男性たちの希望に沿った行動をとる女性もいるけど、お互いの立場は理解してて(残念には思うけど)でも行動するのが良かった。

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