(2023/02/14)
南紀白浜旅行にも持っていって先日やっと
教皇ベネディクト16世『教父』(ペトロ文庫)を読了
カイサレアのエウセビオスや教皇グレゴリウス1世、アウグスティヌス…彼ら教会を形作り指導してきた教父達の生涯と思想を解説
…中々熱い思いが込められた一冊でした
皆大体殉教か追放かで大変な目に遭っていて
それでも真理の追究、キリストと一致することと教会と一致すること、それらによって愛である神へ近づくこと、を命かけて論じ証明しようとした生き様を学問的正確さを損なわず現代的意義と共に語っていると感じた
異教徒でも読み通せはするけど、用語の意味と大体の教義把握は必要になるので
久々に楽しいけどしんどい読書でした(^_^;