LGBTQの人権について話すときだって、LGBTQの子ども・若者の困難について最初に言及すると耳目を集められそうだなとか、「人口の◯%もいるんですよ、クラスに◯人はいるんですよ」と言うと当事者意識を持ってくれそうだなとか、自殺率の統計を出すと深刻さが伝わりそうだなとか、いろいろ考えるものだと思うんですけれど、それは当事者にとって戦略のひとつなんだとは思うんですけれど、でもその一方で、子ども・若者に限らず/割合や自殺率に関係なくLGBTQの人権は守られなくてはいけないのだということはしっかり確認しておきたいなとも思う。