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【日記】ジャズは喋りに近いという感覚 

いつも職場往復する車の中で音楽聴いてるのに、10月入って以降の秋恒例のdepressingとともに聴きたい音楽がすっぽりと無くなって何を流してても鬱陶しくなってしまった。ちょっとした心の危機である。
しばらくは無音で車を運転していたんだけど、Spotifyのおすすめに出てきたプレイリストをなんとなく選んだのをきっかけに突然ケニー・ドーハムの名盤"Afro-Cuban"にはまって毎日聴くようになり、そこから50年代くらいを中心としたジャズを聴いてだんだんリハビリが進んでいる。

ジャズって音楽にほかならないんだけど個人的な感覚では喋りに近くて、演奏家がどう音を出すかに予定調和がないから耳を傾けてて退屈しないんだよね(『ラ・ラ・ランド』でセブに共感したクチ)。既知のアルバムは避けてなるべく知らない演奏を選んで聴いてたから、そういういつもと違う音楽の聴き方をすることでリハビリになったんだと思う。音楽なのにPodcast聴いてるのに近いというか。一緒に鼻歌歌うこともないしBGMとして聞き流すこともないし踊ることもない、でも一小節ごと耳を傾ける。
舞台も音楽も基本的に生で観たい・聴きたい欲がぜんぜん無いんだけど、いつかブルーノートには行きたいな。まあ、いつか。

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