医者嫌いだけど医者には行く。でも田舎に帰ったら医者にはかかりたくないんだよな。まず周りが寛容じゃないから、なんで病気になったとか、迷惑だ甘えてるとかそれで休んで遅れた分はどうすんだとか親も教師もそんな態度。長引けば幽霊か腫れ物扱い。そもそも農家が繁忙期に誰か死のうものなら、葬式で故人の文句を聞かされるような社会だもんな(10年くらいしか昔じゃない)。
そして医者が威圧的、文化系に冷たく体育会系に手厚い。男と女で態度変える。たぶん親の地位によっても変える。小学校低学年の時にはやったらテレビゲームを敵視して私が隠れてやってる(隠れてない)と決めつけて、私ではなくついて来た母親をネチネチと叱りつけるので自分が言われるのより辛かった。
加えて医者引き悪いのばっかなのか。若いから大丈夫!で帰されたり、待合室の本棚が日本スゴイと嫌韓本で埋め尽くされてたり、医者本人が心療系サバイバーで診察室で長めの体験談が始まったり、男尊女卑という言葉を聞くや否や自分のことでもないのに反発して説教を始めるカウンセラーもいたり。
医者の権威化と悪いのは病人という価値観の悪魔合体みたいな世界だった。