ぽむ🕯 @nippon@fedibird.com

日本の天皇家は「王さま」ではないし古代中国の皇帝でもないし、ナニモノなんだというのは確かに海外からするとミステリーだな。

どっちか言うとフランス革命は明治維新に近いのかもしれんな～って。

フランスの絶対王政時代はどっちか言うと天皇家のイメージよりは将軍家みたいな感じかね。バチバチの封建制で。

フランス革命とは血の歴史であるな・・。

フランス革命後の歴史も決して平穏が続いたわけではなくて色んな動乱が続いているから良いも悪いも無いっちゃないよな・・。

もっともフランスの場合革命を経て共和制になり、そこから更には帝政に移っていくわけだからやっぱり王政を止めた事による動乱はなかなかあったという事になるね。

フランスの場合だと革命で王政やめて共和制になったわけだけども、フランスの場合は貴族には権威付けの役割は無かったんかね。

ここまで来るともう歴史あるものだからとか伝統だからという次元じゃないんだよな。

天皇制は歴史あるものだから無くすべきではないと言いたいのではなくて、そもそも日本人にはその選択は出来ないという事なんです。かつての天下人ですら出来なかったこと。

結局のところ何が言いたいかと言うと天皇制とは日本そのものであるし、日本人はそれを無くすことはできないという絶対の結論があるという事でございます。

今今では皇室の存続が危ぶまれていたりするけど日本人は何とか天皇を戴かないと無理なのよ。

まぁ大事なのはこの先も恐らくそれは変わらないという事なんだよな。

「天皇」の向こうにはいにしえの神々だったり千年単位の積み重ねといった諸々が控えているのでそれは誰にもとってかわることは出来ない・・。

そんな「天皇」を支えるものは一体何かと考えると単に貴族だからとか制度だからという単純な話じゃないんだよな。

無敵であるはずの天下人も唯一「天皇」には頭が上がらないという当たり前だけど凄い話。

当たり前っちゃ当たり前の話だけど改めて考えるとすごい深い話・・。

そんな事したら領民からは「何と畏れ多いことを」って思われるし自滅するのは分かり切ってるからね。

信長とか秀吉とか家康あたりなんて別に力で天皇になろうと思えばなれたでしょ、でもならなかったというよりやっぱり「なれなかった」のだろうなって。

こんなシステム誰も意識的に作り上げることは無理だものさ。

もしかするとそれは古来の日本人が無意識に作り出した権力の歯止めの知恵なのかもなぁなんて。