珈琲夜船
菅原 敏(著/文)
《皿にこぼれ落ちた黒を飲み干せ 祈るよりも歌え
その波に飲み込まれ 深い底に沈む前に
菅原敏、待望の第4作は珈琲を片手に、見知らぬ夜の旅に出る“小舟”としての詩集。
コーヒーの葉を思わせるグリーンの装丁をひらき、頁をめくれば、漆黒の海を一艘の船が漕ぎ出し、どこか懐かしい情景が浮かぶ。詩集には、2019年にフランスのナダール賞を受賞した写真家・かじおかみほによる、遠い記憶の断片のような白黒写真が挟み込まれる。《タンザニア》《コロンビア》などの珈琲豆の産地を冠した詩、スターバックスWEB連載「A Cup of Poem」からの詩ほか、全31編を収録。あとがきには文芸誌『群像』にて発表されたエッセイに加筆修正した「珊瑚と珈琲」を掲載。》
《※前作『季節を脱いで ふたりは潜る』をご購入いただいた方は、読者特典〔電話朗読室〕にて『珈琲夜船』の中からも詩を一編お選びいただけます。2冊あわせてお楽しみください。》
☜電話朗読室…なんだかすてきな響き。
発売予定|雷鳥社 Raichosha
https://raichosha.co.jp/release/
菅原敏先生新刊『珈琲夜船』・既刊『季節を脱いでふたりは潜る』(雷鳥社)お宛名入りサイン本キャンペーン | 芳林堂書店
https://www.horindo.co.jp/t20241021/