『虚史のリズム』を読み終わり一旦ぜんぜん違う対照的なのを読もう、ちっさいやつを…と思って手に取ったのが大濱普美子『猫の木のある庭』で、これもなかなか良かった。好きかというと何とも言えないんだけど…
たしか『変な家』という本がベストセラーになったと思うけど、『猫の木のある庭』は収録作の多くが「変な間取り小説」で、いつかストーリーは忘れても、思い描いた変な家、間取り、構築物は頭に棲みついて消えずしかも読んだものだということすら忘れて「どこで見たんやったかなあの部屋」となりそうな、取り憑く本だった。

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惟宗ユキさんのツィィト
《小上がりに将棋盤と碁盤が置いてあったの普通に良かったです。将棋か囲碁できる人と来たり軍人将棋持ち込んだりしたい。現代の銭湯に足りなかったのは「湯屋の二階」だったんだよ!》

大濱普美子の「浴室稀譚」に出てきたみたいな空間か

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