コロナ「留め置き死」
医療を受けられなかった人たち
横山壽一 編著
井上ひろみ 編著
中村暁 編著
松本隆浩 編著
《“やむをえなかった”では済まされない!
コロナに感染し医療が必要であったにもかかわらず施設に留め置かれなくなった人がいた。
「医療アクセス制限」「いのちの選別」の実態を検証し、医療の課題を明らかにする。
本書のテーマである「留め置き死」は「放置死」に含まれると考えるがそれはより特異なものである。なぜなら…「留め置き死」は…、人為的な関与の下に引き起こされたものである疑いが拭えないからである。
本書は、京都で医療・介護・障害福祉に関わる活動に従事するメンバーによって、基本的には京都の事例を取り上げて検討を行っている。》