↓ ↓ この邦訳タイトル、パッとみて少し不思議な感じがする(英語の題を見ればそういうことかと納得はする)。たぶん内容を読めばもっとすっきりするのだろう。
セクシュアリティの性売買
世界に広がる女性搾取
キャスリン・バリー 著
井上太一 訳
《性売買の実態と、廃絶への具体的構想
搾取と暴力にまみれた性売買の実態を国際規模の調査で明らかにし、その背後にあるメカニズムを父権的権力の問題として理論的に抉り出した、ラディカル・フェミニズムの名著。女性の自己選択と売買相互の同意を強調するセックスワーク論を批判し、独自の性売買廃絶主義により全女性の解放を力強く構想する。》