民話の森叢書6
チョコレートのオマケにみる ベルギーの祭りと暦
《本書は、1948年1月1日にベルギーチョコレートの老舗コート・ドールが刊行した本です。ベルギーのフォークロアを紹介しており、著者のアンリ・リブレヒトは民俗に深い関心を持つジャーナリストです。
カトリック国であるベルギーでは、ご本尊のキリストやマリアの像や聖人の遺物を御輿(みこし)や山車(だし)に乗せて町や村を練り歩くのが基本で、日本の神田祭りや博多祇園山笠とよく似た光景が繰り広げられます。それぞれの地域で特色ある祭りがずっと受け継がれているのです。
そんな祭りの光景をカラー写真がめずらしかった時代の手書き挿絵(120枚余)とともに紹介します。この挿絵がチョコレートのオマケで、それを一枚一枚貼りこんで最後に完成すると考えるのは、とても楽しいですね!》