マーラーの交響曲第10番、デリック・クックによるフル・ヴァージョンの世界初演の録音が存在するのですが、これ、久々に聴いてみると、なかなかいい演奏。アンサンブルがわりと荒いけど、魂が入ってる感じ。(1964年8月13日、プロムスでの演奏。ベルトルト・ゴルトシュミット指揮、ロンドン交響楽団。)
第5楽章のあのフルートの絶美のメロディが歌われるところ、みんな息をのんで聴いている様子がよくわかる。これは確かに、歴史的瞬間だな。
Mahler: Sympony No.10
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