『Gのレコンギスタ』、しばらく前に劇場版全5作を通しで観て、それからTV版を観直しているのですが、けっこう面白いです。劇場版で作り替えられたところ、削られたところ、付け足されたところ。
数年前にTV版を通しで何度か観て、その細部をほぼ忘れた今になって、劇場版全5作を通しで観て、で、今、TV版を観直しています。
TV版も劇場版も、何と言うか説明が少なくて飛躍がすごく感じられるセリフや筋回しなのは同じなのですが、これ、たぶんそういうものとして作ってるんだろうな。なんでこういう会話になってんの?て思う部分って、お話としてはもう少し説明的というか筋道がわかるように描くべきなのかもしれないけど、日常的な、素の会話としては、たぶんこんなもんなんだろう、という感じ。それはそれで、まあ、わかる。だから、あまりがんばって考えて観ようとすると、かえって混乱してしまう。
でも、ただでさえそういう作りのものが、劇場版でさらに枝葉を削られているところがあったりするから、TV版を前提にしないとますますわかりにくくなってそう、という気はする。逆に、劇場版からTV版を観直すと、ああ、行間にこういう筋の動きがあったのか、と「発見」できるというのが面白くて。
なお、観てるのは写真のCOMPACT Blu-ray BOXのやつ。