レイヴンと割り切った関係(直訳:セフレ)のギルドモブ女達が今夜どう？とレイヴンの座ってる席に集まって誘ったらあー…と間延びした曖昧な反応の後「俺様、付き合ってるコがいて…」と突然操立て宣言したレイヴンに嘘でしょ！！と酒場で騒ぐギルドモブ女達の反応をよそに縮こまって酒をちびちびと飲むレイヴン。
そんなレイヴンの態度にプライド高々なギルドモブ女達が身を乗り出す。

「「「私達より美人？！！金持ち！！！」」」
「んー…普通じゃない？下町育ちの素朴な子よ」

芋女を想像して、あーはいはい…結局男ってそういう安全を求めるのよねー…と言いながら自分達よりランク低い女選んだレイヴンにアンタ、つまんない男になったわねとレイヴンの太ももに手を這わせて最後に思い出作ってあげようか？と芋女には到底出来ない忘れられない濃密な夜を身体に覚え込ませてやると内心燃えていたら酒場に入ってきた人物にその場にいた全員の視線を奪う。

「おっさん、帰るぞ」
新しく出来たギルドに所属する美形の登場にほー…と見惚れていたがレイヴン以外は眼中にない美形と、複雑な顔をしているレイヴンの様子に勘のいいギルドモブ女達が「何が普通よ！！」「ふざけないで！！」とレイヴンの胸倉掴んで揺らしてたらいい。