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昨日から盛り上がってる愛人みてぇな相澤妄想/オル相 

ポツポツと雨が降り、蛙の鳴く音を遠くで聞きながら縁側で着流しに正座を崩して膝で眠る俊典をうちわで仰ぐ緩く髪を束ねて肩に流している相澤。

2人の背後の少し開いた障子から覗く乱れた布団が昨晩の情事を漂わせる。
「止みそうにないな…」
仰ぐ手を止めてポツリと呟いて、僅かな冷さを感じて肩にかけていた羽織を俊典の身体にかけると暖めるように出会った頃より小さくなった背中を摩る。

そういうオル相いいよな!と妄想を吐き出したら日活ポルノと言われてしまったので日活ポルノ澤も妄想しました。

夕日が差す2階木造アパートから遠くから響く電車の音と豆腐屋のラッパの音を聞きながら窓柵にタバコを挟んだ手を乗せて窓枠に座って外を眺めている白いスリップ姿の夜のキャバレー勤めの相澤。

「先生、早く帰らないとご家族が心配しますよ」
タバコを口に咥えて吸い込んで紫煙を吐き出す姿が美しいとワイシャツのボタンを止める大学教授の俊典。
「私は……」
落ちていたネクタイを拾って首にかけると慣れた手つきで締めてハンガーにかけていたスーツを着せる。
「また会いに来てください」
話は終わりと玉のれんの先の台所に置かれたクリスタル灰皿でタバコを火を消す。

俊典未婚なのに妻子いると勘違いしてる相澤。

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