ビキニアーマーに捕縛布を巻いて腰にダガーナイフ、太腿のポーチに薬草や撒菱を忍ばせた凄腕ハンターイレイザーヘッドがギルドからの救援を受けたオークの群れに囲まれたパーティーを助けようとしたら魔法使いにマヒの魔法を当てられて茂みに倒れ込む。
パーティーの賢者がすかさずイレイザーヘッドの最強の武器である【魔眼】を封じ、更に魔法も封印すると盗賊によってドラゴン退治に使用する頑丈な魔法縄で後ろ手で拘束されてしまう。
罠に嵌められたと救援の狼煙を上げようと震える手でポーチに手を伸ばすが勇者俺によって奪われてしまう。
「悪いな…イレイザー。お前を連れてきたら金をくれるって言うからさ…まあ、強いからなんとかなるだろ！頑張れよ！」
そう言って報酬の入った袋を持って勇者俺のパーティーは走り去っていく。

動くことも喋ることも叶わず、わらわらと群がるオーク達に抱えられたイレイザーヘッドはこれから自分が受ける恥辱をまだ知る由もなかった。

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「ん……く"ぁ、あ"っ……！！」
腹が灼けるように熱いのはオーク達の規格外のペニスを受け入れ続けた為か、または苦痛から逃れるために脳が麻痺を起こしているのか、そんな事を茫然と考える。
相手をしたオークは10人を超えた辺りで数えるのを放棄した。

次々とオーク達に犯されながらも腹部の鈍い痛みによって頭は冷静でイレイザーヘッドはオーク達の不可解な行動に違和感を感じていた。

オーク達はイレイザーヘッドに中出しをしていない。
必ず射精直前に引き抜いて捕縛布に精液を擦り付けている。まるで穴を拡げる下準備のような行為だとイレイザーヘッドは思った。
Tバックをずらした状態でペニスを受け入れて片乳首がはみ出ているがかろうじて秘部を守るアーマーは残したまま、逃げるための手段を踏まれて粉々に砕かれたダガーナイフを見下ろす。

生きていれば希望はまだあるとその時イレイザーヘッドは信じていた。
「用意は出来たか？」
明らかに周りのオークとは違う衣服を身につけたオークが現れる。
身丈も周りのオークの倍は違う大柄な体躯、そして人の言葉を喋る知能の高さにこのオークがこの群れの長だと知り、話がわかる相手かもしれないと呻き声以外は出さずに噤んでいた口を開こうとすると秘部を隠すビキニアーマーを無惨に引きちぎられる。

外気に晒さられた秘部は子供のように小さく睾丸にちょこんと乗った可愛いペニスを見て周りのオーク達が指を刺して手を叩いて笑い出す。
「お前達！！これが我ら同胞に恐れられたイレイザーヘッドだ！無様なメスちんぽを見るがいい！！！」

イレイザーヘッドがビキニアーマーを着ていたのはツルツルで無毛の小さすぎるペニスを隠す為だった。
木を隠すなら森の中というように小さなペニスを隠すならビキニアーマーとイレイザーヘッドが誰にも明かさなかった秘密が晒されて小指も満たないとジェスチャーして下卑た表情で笑いものにするオーク達に心がみしみしとヒビが入っていくのを感じるが耐えろ…と歯を食いしばって俯いて髪で表情を隠す。
オークの長はそれを許すことはなく顎を掴んで顔を上げさせる。

「今、お前の姿はこの水晶を経由してギルドや近辺の街や村にも送っている。見ろ…お前を笑う者たちの姿だ」
高度な魔法も使えるオークの長はモニターのように今まで守ってきた村人達や共にモンスターと戦ってきた仲間の姿を映し出した。
指をさして笑う者、苦笑いしている者、馬鹿にした見下す者、他のやつらに見せようと魔法で転送する者……老若男女全てがイレイザーヘッドのペニスを見て笑っていた。

頭の中に響く笑い声にプライドは傷つけられて悲鳴を上げていた自尊心は砕けてしまった。
こうなってしまえば心に潜り込んで操るのは簡単だとイレイザーヘッドの額に魔法印を刻むと瞳から光が消える。
「人間共に裏切られ馬鹿にされた哀れなイレイザーヘッド…私の可愛い妻……」