消太のダチに乗っ取られた俺の話。
山田くんが慣れた様子でキッチンに立って夕飯を作っていたら消太が次女と長男を連れて帰ってくる。
何ヶ月検診やアレルギーがどうこう言ってる2人を見て俺には関係ないし全然興味がないので任せてる。
食事をしてる時にそういえば来週休み取れたか?と聞く消太に何が?と答えたらひなたの誕生日に夢の国行くって約束してただろと忘れてた俺はアー……キャンセル出来る?と聞いたら手配しろって言ったのおまえだろと消太はホテルまで取ってて何か俺が悪い雰囲気じゃん…ってなってたら次女に離乳食を食べさせてた山田くんが「相澤ー。俺、休みだから行こうか?」と天からの助け船にすぐ乗って悪いね!山田くん!と言ってた俺の隣で一番喜んだ長女が思わず個性を発動しそうになるのを消太が阻止。
あやうくこの家どころかご近所の窓ガラスを破るところだったとやれやれと肩を竦める俺。
本当、山田くんはいいパパになれるよと褒めてる横で長女を抱いて呆れた顔をして俺を見ている消太。
犬どうするんだ?と聞く俺に「ボイスは俺の知り合いのペットホテルに泊まらせるので俺さんはたまにはゆっくりしてくださいよー」とどこまでも出来るいい奴の山田くんに俺は感動して俺に何かあったらこの家を頼む!と手を握って肩をポンポン叩いたら勿論と目を細めて笑う山田くん。
消太のダチに乗っ取られた俺の話。
夢の国の件から消太が俺に対してギスギスするようになり、夜の営みもなくなったので溜まっていた俺は仕事帰りにソープ行って帰りが遅くなる事が多くなる。
これは旦那のちんぽ管理出来ない消太が全部悪いので家には生活費を入れずに全部風俗に使う事にした。
身に覚えがない多分酔った勢いでヤった時に作った次男が生まれて長女が小学校上がる前のタイミングで離婚届渡されて、俺の収入だけだと住宅ローン払えなくて家を手放して安アパートに。
普通科生徒対する高圧的な教育に第三者委員会が加入して教員免許を剥奪されて雄英を去る事になる俺。
ぼろぼろの身なりで一等地の住宅街のアルミ缶集めしてる時に【山田】と書いた表札を見つけて俺の家の何倍も大きくて綺麗な一軒家建てた山田くんの家の広い庭で水遊びしてる俺と消太の子供達の姿を見て、不法侵入しようとした所を地域住民に通報されてそのままブタ箱に入りたい。
俺と消太の子供全部山田くんの種と知らないまま一生を終えたい。
ありがとう、話を聞いてくれて(なご波レイ)