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え、俺の消太と山田クンが???

あーないない。あり得ないだろ、山田クン彼女持ちのノンケじゃん。
最近フライデーで女優のHSちゃんと熱愛報道あったし、その前はHMちゃんだっけ?

もし消太のこと好きならとっくの告白してるだろ。
山田クンと消太って15年の付き合いって言ってたしどこに疑う要素あんの?
つーか、消太は俺のこと大好きだし???
風呂とか一緒に入ってるしキスも毎日いっぱいしてるけど?
新婚ラブラブの俺らを妬んでそんな事言うんだろ、はいはい妬み乙(笑)

山田クンは有名人だし顔もいいしスタイル良くて足も良くてかっこいいよ?

でもさぁ……やっぱ、恋愛ってハートでするモンっしょ(親指で胸トントン)

消太とさ…恋人の鐘で名前を書いた南京錠つけて永遠(とわ)の愛を誓ったんだ。
世界で一番幸せなキスをして結ばれた俺たちの間にたとえマブダチの山田クンでも入る余地全然ないんだよなー。

明日も同窓会行く時に山田クンが消太を迎えに来てくれるし遅くなるなら募る話もあるだろうから山田クン家泊まってきたらって言ってるしさ。
まぁ……愛されてる男の余裕ってやつ?


同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

なんで俺、山田とキスしてるんだ……?

今、相澤は高層マンションのエレベーターで山田とキスをしている。
山田のキスは今日飲んだ酒といつも食べてるフリスクの味がして全然不快に感じないし純粋に気持ちよくて角度を変えて山田の腰に腕を回して抱き合いながらキスをする。

こいつ睫毛長いな…薄く開いた瞳で山田の表情を見ていたら目が合って唇が離れると2人の舌で繋がっていた唾液の糸が切れる。
「すっげぇ顔……気持ちいいか?」
優しく頬を撫でながら見つめる山田の表情を相澤は知らない。
それはきっと友達に見せる顔じゃないからだと知らない山田の一面を見て、気恥ずかしさに視線を泳がせたらキスされる。
「返事しねぇと気持ちよくなるまでずっとキスするぞ」
チュッチュッと形の良い唇に触れるだけのバードキスされて相澤の気持ちが昂っていく。

「ん、…ん……気持ちい……」
「じゃあさ……ずっとキスしよーぜ…」
どっちにしてもキスされる選択肢しかなかった事に吹き出すと何だよー!と耳や首筋にキスされてくすぐったいと笑う相澤。

「相澤」と呼ばれて左手にキスをする山田と見つめ合う。
エレベーターを降りればもう止められない。
ここで帰れば友達のままだと最後の理性で指輪のはめられた薬指に山田がキスを落とす。

同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

「ごめんねーー俺、車持ってなくてさぁ…山田クンこいつお願いねー!」
「俺が好きでやってることだし全然いいっスよ」

消太愛してるよと住んでるアパートの玄関でかつ親友の前でキスする2人にピュゥと山田が小さく口笛を吹く。
相澤ってこういうの苦手だったのに変わるんだなと相澤の指輪のついた左手を見つめる。
俺と1年の付き合いを経て相澤の薬指には婚約した証に安物のガラス製のダイヤが付いた指輪がはめられている。

見送る俺を尻目に車を発信させて目的地と違う方向へ車を走らせる。
予定より1時間早めに迎えに来て正解だったと山田は思う。

「何処行くんだ?」
「んー、俺のいきつけの店」
ボサボサの髪に普段着の黒のTシャツにズボン姿で同窓会に行こうとする相澤に旦那は何も言わなかったのか?と思いながらもとりあえず相澤を人前に出せるように整える。
セレクトショップとヘアサロンが併設している店で服を選んでそのままヘアセットに直行できるので身体のラインに沿ったシンプルなジャケットとシャツとズボンを選んで着せると、毛先カットとヘアセット、髭を整えるジェーピングをなじみの美容師になる早でと伝えて任せる。
相澤がヘアサロンに行っている間に靴と時計や財布など小物を購入して30分もすれば完成。

同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

会場に到着して2人が視線を集める。

記者会見を見たという恩師や旧友達に囲まれた相澤を見て着替えさせて正解だったと山田は思う。
相澤が着るものや身なりにあまり関心がない事は知ってるしそれでいいと思うのは山田ひざし個人の意見。
記者会見でプロヒーローと雄英高校の教師としてメディアに露見した以上、社交の場で我を貫くのはどうかと思ったのがプレゼントマイクとしての意見。

車内での出来事を思い出す。
相澤は服を店員に選んでもらって一式買っていたが俺が似合わないから着ていくなと言われた事を白状した。
「はぁ?何ソレ」
「アイツ曰く、悪い虫がつかないようにらしい」
相澤の言葉に耳を疑う。
そんな馬鹿げた理由でこいつを人前で恥かかせるつもりかよ…どうせ「消太は着飾らなくても綺麗だ」とか言ってたんだろうなと良い言い方をすれば夢見るロマンチストのあの婚約者は自分の世界に酔いまくっている。

明日の午後からラジオの打ち合わせもあり酒を飲むつもりはなかったので車で来たが誰が見ているかもわからない場所で俺のものだと言わんばかりに相澤とキスをするクソ恋愛脳の俺のニヤついた顔を思い出してウェルカムシャンパンを一気に煽っていた。

相澤が何故あんな男を選んだのか山田には微塵も理解できなかった。

同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

「正直無理なんだ……」
キスが……と酔って頬を染めた相澤が長いため息と共に不満を吐き出す。

二次会には参加せず、山田がよく使う会員制のバーで飲み直すことにした2人。

同窓会に別の科の人間が参加していることは知っていたがその中に記者をやっているからとやたら根掘り葉掘り聞いてくる奴がいたからだ。
格好のネタになる相澤の婚約指輪が目立たないように店で買っていた指輪を何個か着けさせた。
当然薬指の指輪に食いついてきた記者かぶれの男に「え、指輪?俺の自慢のリングコレクション載せてくれんの?!!!」両手10本に嵌められたリングを見せながらこれはクロムハーツの限定リングでーと早口マシンガントークでひとつひとつ説明していたら途中で逃げ出した。
幹事が2人にすぐ追い出すからと謝罪するのでノープログレムと山田は笑って昔馴染みのクラスメイト達をほぼ全員集めてくれた事を感謝する。
泣き出す幹事を労う姿を見ながらこいつの方が俺より周りをよく見てるし気遣いも出来るとこの場にいない親友の言葉を思い出す。
本人には言ったことはないが山田が居てくれて良かった、何度も俺は救われたと相澤はクラスメイト達に話しかける山田の姿を見つめる。

そんな山田に今、相澤は婚約者に対する愚痴を聞かせていた。

同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

「あいつ……格好つけて俺を女の子扱いして「お前は何も出来ねぇんだから」とか「可愛すぎだろ、煽んな」とか言いながら頭撫でてくるのがキツい……人前や公共の場で抱きつくのもキスするのも気持ち悪い」
相澤がこんなに喋るの初めて見た…と周りから離れた席でウイスキーを飲む。

「あと口がドブ臭ぇ………歯医者か内科行けって行っても行ったって嘘つくし、その癖キス魔で四六時中キスしてくるから食欲が失せる……シャワー浴びてたら毎日乱入するのはまだいい…風呂場で小便するのをやめろって言うのに俺にかけながら好きなんだろとか言うから汚ねぇよって言ったら拗ねてガキみてぇに濡れたままベッドに寝転んで……」
喋ることに喉を使いすぎてゲホゲホと咳をする相澤に今度は水を差し出して背中をさする山田。
どうしてそんな男選んだの????と山田は思いながらでも婚約したんだろ、と問いかける。

「あいつ、ガキで強引で自分のことは棚に上げて嫌なことから逃げるし口だけ男で俺に自分の恋愛観押し付けてきて本当に気持ち悪いけど……俺のことが世界一好きなんだよ」

なんだそれ。
思わず出そうになった言葉を飲み込んだ山田はじゃあ、他にお前のこと世界一好きな奴が出てきたらどうすんだよと聞くとそんな奴いるかよ、と即答した相澤。

同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

嗚呼…こいつの悪い癖だ。

昔から相澤の自己評価の低さに何度苛ついたかわからない。
「じゃあ…俺が……」
お前を世界一好きならどうする?
そんな言葉を言おうとした自分に驚いてグラスの酒を一気に飲み干す。

山田の言葉が聞こえていない相澤は深い溜息をついてキスしたくねぇ…と唇を尖らせていると柔らかい温もりが触れる。
間近で見る山田の緑色の目が綺麗だなと相澤は思った。

「そんなコト言うなよ……キスっていいもんだぜ?」
キスをしたくないと言う相澤にキスがしたくなった。
俺はキスするのもされるのも大好きと鼻が触れる距離で笑う山田の声を聞いてキスされたと気づいた。

「味、わからなかった」
「アー……そのキスはここじゃ無理だなァ…」
あいつの触り方と違う…と唇に触れる指の感触が気持ちよくて目を閉じると出るかと山田が席を立つ。
外に出てタクシーを待っていたら会計を済ませた山田が少し距離をあけて隣に立つのが寂しいと距離を縮める。
タクシーが停まり、じゃあなと言おうとしたら山田が一緒に乗って自分の住むマンション名を伝える。

「最初から一台しか配車予約してなかった」
味のするキスしてねぇだろ?と小声で悪戯っぽく笑う山田と人前でもどんな場所でもいいから今すぐキスがしたいと思った。

🔞同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

玄関に入るとそのままセックスに雪崩れ込むと思っていたら山田はテキパキと相澤が付けていた小物を外してジャケットを脱がせてそのまま洗濯カゴに入れていいからと相澤を脱衣所に押し込む。

飲みに行って山田の家に泊まる時と全く同じ流れに数分前まで俺らキスしてたよな…と思いながら下着を脱ぐと先走りでシミを作っていたので一旦手洗いして絞ってから洗濯カゴに入れる。
慣れない整髪料で整えられた髪をぬるめの湯でほぐして身体と髪を洗い、少し考えてから俺に抱かれる時と同じように尻も準備をする。
尻をほぐしていたら少し酔いがさめてきて風呂から上がるとバスタオルと着替え一式が用意されていてどこまでも出来る男だと改めて実感する。

「夜遅くにすいません。なんか相澤飲み過ぎて寝ちゃってー」
リビングから山田が俺と話している声が聞こえて相澤が立ち止まっていると山田が近付いて受話器から漏れる俺の声を聞きながらキスをする。
時折ちゅく…と触れ合った唇から立つ音が俺に聞こえていないかとぼんやり考えながらキスに夢中になる。

「ん……ああ、そうっスね。俺、明日仕事行く前に送るんで安心して……んく…ッ」
早くしろと会話を遮るようにキスをしてきた相澤に目を見開いて驚いた表情をする山田が世界一可愛いと思った。

🔞同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

通話を終わらせたらもっとキスが出来ると思っていたらシャワー浴びてくると山田がリビングから出ていき、相澤は一人でソファーに腰掛ける。
山田は昔から風呂も長いし髪も長いから乾かす時間も長い事を知っている相澤が目を閉じる。
が、慌ただしい音が聞こえて目を開くとバスタオルを頭に被せて水分が拭えていない状態でパンツ一丁の山田が戻ってくる。

「ッ、ギリギリセーフ……!!!」
飲んだ時に風呂から上がったら必ず相澤が眠っている事を思い出した山田。
今夜は寝かせるつもりはないと慌ててシャワーを浴びて出てきた山田の姿に何か刺さったのか濡れるのも気にせずに山田を抱きしめて何度もキスをする相澤。

寝室のベッドに移動する時もずっとキスをする二人。
あれだけキスが嫌だ、したくないと言っていた相澤と口を開いて舌を絡ませて貪るようにキスをしている。

「キス……嫌じゃなかったのかよ」
「お前とのキス、気持ちいいから……」
すきと言われて堪らず服を全部脱がして裸で抱き合いながらキスをする。
2度とこいつにキスが嫌なんて言わせたくないと相澤の身体に触れながら漏れる吐息もキスで塞ぐ。
乳首を摘みながらするキスは感じすぎるのか顔を逸らそうとする相澤を離さないと深く嬲るようなキスでシーツに沈ませる。

🔞同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

いつも泊まる時に相澤が枕代わりに使っていたクッションを腰に敷いて未開封のローションの封を切ってたっぷり掌に垂らして温めてからペニスからアナルにかけて、まんべんなく塗り込む。

「痛くないか?やっぱすぐ乾くからアナル用のやつの方がいいよな…」
次は用意すると聞こえて次があるんだな…と苦しいような嬉しいような言い表せない感情におう…と赤い顔を髪で隠したまま答える。
山田の中指がゆっくりと挿入されてふー…と息を吐いて力を抜く。
長くてゴツゴツして男の指だなと自分や俺のと全然違う指の形にきゅっと締めつける。
「柔らかい……相澤、ココ用意してくれた?」
ありがとなとチュッとキスされてまたドキドキが止まらなくなる。
濡れたまま戻ってきた山田を見た時も胸が締めつけられて心拍数が上がったようにドキドキした。
声聞きたいから、と唇ではなく頬や耳に音を立ててキスをされてあっ…あ…と小さく声が漏れる。


ローションを継ぎ足しながらナカに指を増やしてゆっくり馴染ませるような山田の緩やかな指の動きに合わせてつま先でシーツに波を作る。
気持ちいいと脳内に直接快感をぶつけられているような感覚に身悶える相澤のペニスを山田が握って優しく扱くと射精をしようと無意識にカクカクと腰を動かす。

🔞同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

射精するタイミングに合わせてグッと付け根まで指を挿入すると一気に指を締めつけた後、弛緩しながらビクビクとそのままナカいきを始める。

「うっ、んんん"!!!んぁ、っん"ぅ…また……グるっ……ぅう!!!」
「奥で気持ちよくなるの上手くなったな……奥までちゃんと解さないと俺の入んないから」
最初に指を挿れた山田が入口付近は柔らかいのに奥まで入れると相澤が初めて触られられたような反応を見せて奥は全然解れていない事にセックスしたことないのかと思わず聞いたら言うか迷った顔をした相澤が俺の、そこまで入らない……と浅い部分が柔らかい理由を理解する。
山田が知っている限り、相澤は俺としか男と付き合ったことがない。
俺には悪いと思ったが実質処女の相澤の初めてを貰えることに山田は無茶苦茶興奮した。
絶対に最高のセックスをすると自分の勃起を放置してまずは徹底的に相澤の快感を引き出す事にした。

「相澤、ほら…ちゅー…」
絶頂が長引いてはふはふと浅い息をする相澤に唇を寄せたらチュッチュッとキスをして間伸びした甘えた吐息を漏らす。
相澤が足を大きく開いて気持ちいいと全身で応えてくれるのが可愛くて仕方ない。

もっと気持ち良くしたい…とはぁはぁと呼吸を荒げる山田にもういいと相澤が制止する。

🔞同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

「お前、すごい事になってるぞ……」

へ……?と間抜けな声を出した山田は自分の状況が分かっていない。
酸欠気味に荒い呼吸をしながら興奮で首まで真っ赤になった顔。上気した白い肌に似合わないビキビキに筋を立てて上を向いたままの凶暴に育ったペニスからはトロトロと常に先走りが流れてシーツにシミを作り続けている。
相澤を気持ち良くしたいと前戯を優先していた山田は自分が限界を超えている事に気付いていなかった。
イかされすぎて震える太ももに力を込めて腕を引いて山田をベッドに仰向けに押し倒すと上に乗る。
今度は俺の番だと山田の両手を頭の上でひとつにまとめて片手で捕まえると欲情した顔を無防備に晒す山田に食いつくようなキスをする。
くちゅくちゅと舌が行き来する度にビクビクとペニスが反応してキスで射精しそうになるのを必死に堪えようとする山田が可愛くて仕方ない。

「お前が俺をヨくしたいのと同じで……俺も同じなんだよ」
やまだ、とねっとりと唇を食むように塞がれたと思ったら先端を包む柔らかくて温かい締めつけに声を出せずにビクビクと身体を震わせて射精をする。
止まらない射精感にう、ぁあっ…と声を上げて焦点が定まっていない山田を可愛いと嬉しそうにキスしながら更に腰を落として亀頭を迎え入れる。

🔞同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

上手くいくと思っていたのに俺のと違うあり得ない太さに脂汗が一気に溢れて亀頭を収めたまま相澤は動けなくなる。

こいつは周りをよく見ていて気遣いと心配りができる奴だから最悪の時が来ても自分が全面的に悪者になるように用意する。
だから相澤から山田の身体を求めて手を出した事実を作りたかった。

お前、ちんこデケェよ……と情けない顔は見せたくないと俯いて乱れた髪で顔を隠していたが両手首を捕んでいた力が僅かに抜けたのを山田は見逃さずにすぐに立場が逆転する。

「お前なぁ……した事ないくせに騎乗位にチャレンジすんなよ!」
一回出して余裕が出来た山田が一旦亀頭を抜くとトロッ…とローションに混じって精液が垂れる。
「なんで……」
「ああいうクソ恋愛脳男が愛の交わりやら営みとか言って正常位以外のセックス絶対ヤんねぇだろ!!!」
見事に図星を当てられた相澤はぐ…と口を噤んでしまう。
男性経験(短小の俺ちんぽ)があるからとリードしようとして大失敗した相澤と格好つけて俺がセックスの良さを教えてやると先っぽ押しつけて中出し暴発した山田。

初心に戻って触れるだけのキスをしてダセェな俺ら…と可笑しくなって笑い合うと気持ちいいセックスしようとゴムをつけたペニスを押し当ててゆっくりと挿入する。

🔞同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

「ん……入った、痛くねぇ…?」
「っん、痛くねぇ……な、んか…熱い……すげぇ……入った……」

騒いで緊張が抜けたおかげで亀頭が入った事に感動する。
ゆっくりと腰を進めるが相澤は今から未知の境地を山田によって開かされる。

指はあんなに気持ちよかったのにお前の竿長ぇ……と眉間に皺を寄せる実質処女の相澤にお前、自分のちんこ見てから言えと立派な相澤のペニスを優しく揉み扱く。
山田の指に触れられると気持ちいいと覚えた身体は自然と力が抜けてペニスを受け入れようとする。
んんっ、とペニスに内壁を擦られて指の感覚を思い出して甘い吐息を吐く相澤にすきだー…と我慢できずにずっと伝えれなかった本音を漏らす山田にどれくらいだと両頬を包んで自分の方に顔を向ける。
潤んだ瞳で見つめる相澤に「世界一」と即答した山田に満足そうな顔をした相澤はそのままキスをする。
それが合図のようにゆっくりとペニスが動いて少しずつ拡げていく。

うっ、あ…と唇から漏れる声はキスに奪われて熱いと譫言のように漏らす相澤に俺も……とお互い唾液で口元を汚しながら少しずつ速度を上げていく。

敏感な部分を擦られて漏れる甘い声も聞きたいが今は相澤とキスがしたい。
グッと前立腺を押し上げられた相澤の身体は激しく反応する。

🔞同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

触れられた瞬間にビリビリとした感覚に本能にダメだと感じて拒絶したメルヘン俺(初彼氏)のせいで前立腺が気持ちいいことを知らない相澤。
指で触れた時に相澤が嫌だと拒絶した場所だったので嫌ならやめようと女の子としかお付き合いしたことがない山田は前立腺を触らずに丹念な愛撫と愛情で相澤を指でナカイきさせていた。

「うぁ、あ"んっっや、ま…だぁ…♡ま、まて……っぅうん♡♡」
ビクビクと仰け反りながら薄くなった精液を吐き出す相澤にまだダメーと集中的に前立腺を責めるとい"っ…!!!と射精とは違う何かがこみ上げて山田の背中に爪を立てながら潮吹きをしてしまう。
「っ痛、……こんなに感じる場所隠してたからだろ……?ほら、また潮吹ききそうだろ……締まる…っ、相澤……っぅ!!」
好き勝手しやがってと悪態をつきたいのにあっ、あっ、と媚びた声しか出せず唇を寄せられたらキスをしてしまう自分が憎いとチュッチュッと音を立ててキスしながら山田の射精と共に再び射精とは違う絶頂を与えられる。
「んっ、はぁ…は……何時?」
相澤に覆い被さったまま手探りでスマホを探してボタンを押すと9時と表示される。勿論、朝の9時。
家に送る…と身体を離した山田にああ…と力が入らない足でヨタヨタと風呂場に向かう。

同窓会帰りに一線越える俺の消太と山田クン 

出かける前に着ていた黒の普段着の相澤に買った服を紙袋に入れて渡したら置いててくれと言われたのでクローゼットに入れて家から出る。
昨日、たくさんキスをしたエレベーターに乗って無言で下の階に降りる。
2人でタクシーに乗って駐車場で降りると車に乗って相澤と俺が暮らすアパートへ向かう。

帰したくない

口に出したら困らせるとわかっているから飲み込んだ言葉。
帰ったらあの男とキスするのか?と考えると嫌悪感で鳥肌が立つ。
車が停車してまたな、とシートベルトを外そうとする相澤の手を掴んでキスをする。

「相澤………愛してる」
気付いたら相澤が気持ち悪いと言った昨日の俺と同じ事をことをしてた。

「………どれくらいだ」
昨日と同じ質問をする相澤に左手に指を絡ませる。

「誰にも渡したくないくらい」

打ち合わせ終わってまた迎えに来れるか?と言われて二つ返事で答える。
買った服を持ち帰らなかったのは戻ってくるつもりだからだと相澤の気持ちはすでに固まっていた事を知る。

「あいつに返すから出せ」
昨日、他の指輪と一緒に婚約指輪を外していた事もバレていた。ポケットに入れていた指輪を相澤に返す。

そんな2人のラブストーリーが始まった事も知らずにキンタマを出して眠っている俺でした。🔚

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