ロシア・アフリカサミットについて。国家元首クラスは17国からしか参加しておらず、失敗という報道が目立ちますね。
各国、欧米とロシアの間で上手く振る舞う必要があるのは事実。
先日のアフリカ各国首脳によるウクライナ、ロシア訪問で結果が出なかったことをよく思っておらず、参加を渋った国もあるかもしれない。
参加を巡る決定は複合的な問題ですが、中でも私が大事だと思うのは、ケニアの大統領が先日発言していた件。
それは何かというと、大国がアフリカの全首脳を「サミット」という名目で呼びつけるという形式自体、非常にアフリカに対する敬意を欠く、時代錯誤、植民地的な行為だということ。
そういうのはもうやめよう、と発言し、それを大きな理由に今回トップが参加を見送った国がある。特にケニアとルワンダ。
これは、同様の形式でアフリカサミットを開催してきた日本にとっても、よく考えないといけない重要ポイントです。