こういう話をしていると「田舎は遅れている」みたいな差別発言(「自分たちが失ってしまった素敵なものがまだ残っている」方向の消費を含む)を悪気なくポンポン寄越されることが多いんだけれど、
こう、新しい文化や技術や知識といったものは中央から地方へ流れるだけのものとナチュラルに思われてるフシがわりとあるなと
持てる者が持たざる者を助けた結果この世界がある的な、ファーストクラスの運賃で飛行機は飛んでる論というか、いやトリクルダウンだって全然うまくいかなかっただろ…というか、タンスの裏から忘れてた一万円出てきたみたいな言い方するなよ…みたいな
「遅れている」ではなく「違う」という前提で批判があればお互い大いにやればよいが、「遅れている」の認識から脱却できない状態でやるならそりゃ反感買うし、紆余曲折乗り越えて消滅させず存在させてきた一万円を「自分が落とした物」的に掻っ攫っていくので(本当に大昔の落とし物そのままだったら今使えるわけなくない?)怒られるし、そのくせ地方に回す税やらリソースは中央がガッツリ管理してるし、そういうのをスルーしてしまう感覚を差別意識と呼びます…と思う