> いろんなことを知っていたはずの人間が「無関心」ではなく「低関心」(「すでに知っている」という態度)であったことにその要因があったのではないかと反省している。
色々考えながら読んで、ここに一番頷いた。全文読めます。
ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景 京都大学人文科学研究所准教授・藤原辰史 https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/29293
読みながら、遺骨返還問題について思い出していた。
詳しくは語れないけれど、私にはアイヌの方々の遺骨返還に関しては動くべき時に動けなかった(今も動けていない)、琉球民族の方の遺骨返還に関してはろくな動きができなかった(今もできていない)という悔恨がある。
差別を国是とするこの日本社会に組み込まれていると、自分の加害性や侵略性や消費性や簒奪性にどんどん無自覚になっていく。反差別を掲げていてさえ。
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